社会福祉士国家試験合格者の声

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2013年度卒業 福祉総合学科
城西国際大学大学院 福祉総合学研究科
中村 夏希 さん

 私が国家試験の勉強に手をつけ始めたのは、3年次の後期に社会福祉専門研究Uを履修した際に、受験ワークブックというものがあることを知ってからでした。初めはどのように勉強して良いかわからなかったので、とりあえず受験ワークブックをひたすら読んだり、ノートに写したり、単語帳を作成したりしました。正直この頃は、ほとんど理解せずに勉強していましたが、ワークブックに目を通していく中で、印象に残る言葉や人物名などがあり、これらは、一度覚えると忘れにくく、知識として定着しやすいため無駄な作業ではなかったと思っています。また、4年になると、スタディ21が始まりました。前期は、ワークブックの内容をメンバーの話し合いで決めた科目の順番に沿って、毎週範囲を割り振り、次週のスタディで解説できるよう各自でレジュメにまとめていくことを繰り返しました。通学の電車やバスの中では、携帯で学習することのできる赤マル福祉を使用したり、スタディで配布された一問一答のプリントを使用したりして時間を有効に活用しました。
 夏休みは、スタディで2日間集まり、各種法制度と福祉計画についてまとめました。その後は、スタディでまとめたレジュメを基に、過去問から福祉計画についての問題を抜き出し、傾向を探ってみたり、今までの模擬試験で分からなかった部分を、調べ、自分なりにノートにまとめたりしました。
 国家試験までには、何度か模擬試験を受ける機会があり、回数を重ねるごとに、自分の得意科目・苦手科目がわかってくるだけでなく、同じ科目の中でも得意・苦手が感じ取れるようになってきます。苦手な部分は、東京アカデミーの教科書を使用して、一つひとつ整理して理解していくようにしました。また、模擬試験の後には、解説が配布されますが、解説の文章自体が難解な表現のため、特に苦手科目の場合は理解し難いものでした。そのような時には、解説の文章をそのままではなく、文章を解体し、テキストを参考にして、自分の表現でノートにまとめていくとわかりやすくて良いと思います。
 私は、介護福祉コースの所属であり、4年になっても社会福祉士国家試験受験資格取得のための必修科目の履修やソーシャルワーク実習がありました。そのため、1か月間ほとんど勉強ができない時期があり、焦りと共にモチベーションが下がってしまうことがありました。もちろん勉強はたくさんした方が良いのですが、時間が思うようにとれなくても焦りや不安を必要以上に感じることはありません。しかしこの場合、忙しい中で確保できた時間をどのような勉強に費やすのかといった『質』が大切になってくると思います。上の「勉強のポイント」でも述べたように、ただ覚えるのではなく理解できるように勉強する工夫をしてみて下さい。受験科目の中には、大学内の先生方が専門としている科目も多いため、行き詰った時には相談してみるのも良いと思います。また、大学内の講義も侮らずに、真剣に出席してください。講義で習った所は、初めから勉強し直さなくても、基礎の理解があるので比較的頭に入りやすくなったり、勉強では触れなかった部分でも試験に出された時に、勉強して得た知識と統合して選択肢を消去していくことで答えを導くことができたりと役に立ちました。問題を解くための『根拠』を普段の講義から蓄積していくことで国家試験に自信を持って臨むことができると思います。
 これから実習に行かれる方も国家試験を受験される方も、辛い経験をされることがあると思います。その時は、共に頑張っている仲間の存在や応援して下さる先生方の支えがあることを忘れずに頑張って下さい。努力は必ず報われます!