インターンシップ


自分の未来図を描くために、プロの現場で、実際に仕事を体験!
メディア学部では、3年次にインターンシップを体験します。
テレビ、出版、広告、デザイン、ITなどの情報・メディア関連企業や地方公共団体での研修のほか、美術館などの情報施設での研修、地域社会と協働してのメディアを活用したプロジェクトの企画、NPOとの協働などユニークなプログラムを用意しています。

インターンシップは、今学んでいることが実社会でどのように役立つのか、将来の自分自身のビジョンをどうやって描いていけばいいのか、そんな悩みや疑問を実践的な職業体験を通して解決していくプログラムです。今ある力を試しながら自分の適性を知る、自分自身を見つめ直す大きなチャンスといえます。実際のプロたちの仕事、現場を間近に見ながら、自分に与えられた責任を果たしていくうちに、社会の一員になることの意義ややりがいも見えてくるはずです。メディア学部ではインターンシップを奨励していますので、積極的に参加して自分の未来図を描いてください。


NHK放送技術局

NHK放送技術局

NHK出版

J-COM木更津

千葉テレビ

日本ドリコム

写真のコメント

廣告社


三陽工業

ソニーPCL

光陽メディア

文化庁映画スタッフ育成事業

光陽メディア(印刷博物館)

横浜美術館子どものアトリエ

マックレイ

ランブリッジ(OniStadio)

映画・テレビ制作現場レポート


現場で学んだこと

丸山瑞生

関連授業

私は今回の『アンダンテ 〜稲の旋律〜』のインターンシップで初めて映画の撮影現場の仕事を体験することができた。5月と6月の2回のインターンシップで私が配属された部署は撮影部。「映画を撮る」ということにおいて中心の役割を担う仕事であると思う。

そのような仕事場で自分ができる仕事は限られていて、それは主に「機材を運ぶ」ということだった。考えてみれば機材はどれも精密機器で素人の自分が下手に触ることのできない物ばかりなのだから当たり前だと思う。最初の頃は機材の名前も分からなければ、何に使う機材なのかもわからない。さすがにこれでは全く役に立てないと思ったので、最初の5月の体験の時はとにかく一生懸命に機材の名前を覚えた。機材の名前さえ覚えれば「○○持ってきて!」というスタッフの方々の言葉にも反応できて、素人の自分でも可能な、最低限の仕事ができるからだ。

自分が思っていた以上にひとつのシーンを撮るだけでも細かい移動が多く、カメラが移動するのはもちろんのことで、その他にも監督の観るモニターや録音機材等がカットを変えて撮る度に大移動するのだ。これは現場で仕事をする人達にとっては当たり前のことなのだろうけれど自分には驚くべきことだった。

2回目の6月のインターンシップでも前回と同じ撮影部だった。自分のできる仕事は前回と比べてもあまり変化は無かったが現場に少しではあるけれど…慣れてきているのもあって前回よりは動けていたように思う。

今回は撮影部に加え少しだけではあったけど美術部の片付けの手伝いをさせてもらえた。この『アンダンテ』の撮影現場は本物の農家の方の家で撮影が行われているが、そこにあった納屋や柵がとても馴染んでいたから全て元からこの家にある物なのかな、と思っていたら、それは美術スタッフの方が作った物だと知り驚いた。映画の美術のスタッフというのは、その映画特有の物を作ったりするものだと思っていたから、元からあってもおかしくないような馴染んだ物を作るというのは少し意外だったからだ。こういう自分が知らなかったことを色々と知れるのは嬉しかった。

『アンダンテ』のインターンシップはまだ数回ほど続く。これからは夏に向かい撮影は大変な時期になると思うが、回数をこなす毎に仕事に慣れていけるようにしたい。映画というのは大勢のスタッフが力を合わせて作る物で、大変だけどすごく魅力的な仕事だと思う。自分が将来どのような職業に就くかはまだわからないが、このインターンシップで学ぶ経験は役に立つものであると思う。

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インターンシップ感想

佐藤淳也

私の今回のインターンシップ先は「アンダンテ〜稲の旋律〜」という映画の撮影現場だ。映画全般の仕事に興味がある私は、撮影現場で実際にプロの方々と仕事をするという貴重な体験ができることに強く惹かれ今回のインターンシップに志願した。期間は5月、6月が2日間。8月が5日間。9月が1週間だ。村川ゼミでは私を含め4人が参加し、それぞれ、撮影部、照明部、録音部と異なる部署に配属され、私は録音部に配属された。

撮影場所は横芝光町という、とても自然豊かで静かな地域で、求名駅から電車で3駅の距離にある。撮影現場は横芝駅から車で山の方向に約15分の場所にある、田んぼと山に囲まれている農家だ。

横芝駅に朝8時集合ということで、慣れない早起きをして駅に向かった。電車に乗っているときから現場に着くまでは、不安と期待が入り混じり、とても緊張していたが、現場に着くとそんなこと考える暇もなくなった。現場に着いてすぐに私はスタッフの方々に挨拶をしながら3台のトラックから大量の機材を運んだ。その機材1つ1つの値段が何十万や何百万だと聞き腰を抜かした。ちなみに、この現場で使われているカメラの値段は、ベンツを楽々買える値段だそうだ。機材を運び終え、あっという間に機材を組み立てると、さっそく撮影が始まった。私は録音部ということで、ミキサーからカメラの位置までケーブルを引っ張っていき、接続させるという役割だった。録音部の方からケーブルの巻き方を教えてもらうが、何度やってもスタッフの方のように上手に早く巻けず何度も教えてもらった。私は申し訳なくなり「すみません」と謝ると「初めてだから仕方ない。だから謝るな」と一喝され、その言葉で私は俄然やる気が出てきた。

 6月のインターンシップを終えての感想は、とても疲れた。想像していた以上に忙しく、終わったころには立っているのも辛いくらいの疲労感が襲ってきた。8月、9月のインターンシップではスタッフの方に迷惑をかけないように怒られる回数を減らすように努力していきたい。

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インターンシップ感想

中村幸平

今回のインターンシップは、文化庁の映画スタッフ育成事業というものと大学とを介した形で行われました。そして今回、私は「アンダンテ〜稲の旋律〜」という作品の制作に参加することになりました。私は兼ねてから、映画業界で働きたいと思っていたので、今回のインターンシップには、迷わずに参加を志望しました。

私は制作の中の照明部というところに参加させていただきました。1日に2、3シーンというペースで撮影を行いました。正直なところ、このままのペースで撮影が終わるのかというペースに最初は戸惑いましたが、撮影を繰り返していく中で映画作りの繊細さや大変さを体で実感する良い機会になりました。

実習前には、自分には何が出来るのかと卑屈になっていましたが、実習が始まると、何か自分が出来ることだけはしなくてはと思えるようになりました。照明は、大学では使用をしたことがなかったので機材の使い方をはじめ、私にはわからないことばかりでした。

実習を通して、少しでも多くのことを学びたいと思います。実習のなかで、私が印象に残ったところは、昼間の撮影でライトを使い家の中を照らしたことです。本来、照明は俳優の顔の陰を隠したり、当りすぎる光を抑えたり、夜での撮影の際に使用されることが多いそうです。当然のことですが昼間であっても影はできます。また、目で見る景色とカメラで映す景色とでは異なります。それを、カメラを通して映した際に見えるように映すためにライトを用いるそうです。普段、映画を見ているときには気付けないような工夫がされていることを知り、一段と映画作りに興味を持つきっかけとなりました。

当初は、映画撮影の雰囲気を感じるためということでのインターンシップでしたが、いろいろなものを吸収したいと考えることができるようになり、それだけでも、このインターンシップに参加できたことは、私にとってプラスなことになったと思います。何よりも、将来自分が就こうとしている現場の方たちと話を出来たということが、何よりも大きな経験となりました。稲の成長に合わせて撮影をするために、連続での撮影というわけにはいかない現場ですが、そのことが私にとっては幸いでした。今後の撮影に向けて、事前に勉強をし、少しでも多くの手伝いをできたらなと思いました。

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インターンシップ 〜アンダンテ 稲の旋律〜

黒川雄太

今回このインターンシップに参加して、今まで授業などで学んだこととはまったく違ったものを学ぶことができていると思います。

なぜなら、一度も撮影現場というものはまったく経験をしたことはないし、また、社会活動は初めてだから、ほとんどのことは知らないので見ること、聞くことすべてが勉強になりました。

例えば、あいさつの大切というものです。現場に行って一番最初に言われることは、元気にあいさつすることです。これができるか、できないかでまったくその日が変わってきます。できればその日良い印象を与えることができて、いろんなことを頼まれることが多くなりますが、できていないと良き印象を与えられず上手くいきません。また、私たちは学生でほとんどの用語や機材が分からないので自分たちから積極的にできる仕事を見つけて他の人が気づく前にその仕事をやっていかないといろんな仕事を任せられたりすることが減ってしまうのでとても難しい事でした。これらのようにできそうなことでも実際現場に行って、実行するのはとても難しいことでした。

映画の撮影というものを始めて見たが、スタッフの1人1人のこだわりというものがとてもすごいものだと感じました。私の想像では、監督の指示でスタッフみんなが動くものだとばかり思っていたが、カメラや照明、音声などのスタッフがいろいろ試して、監督に意見してみんなが納得した映像に代えていくものだったのでとても驚き、すごいことだと感じました。現場ももっとギスギスしてものすごい緊張感の中やっているのだと思っていたが、全然そんなことはなく良い雰囲気の中撮影が行われていたのでとても良かったです。

今回このインターンシップに参加でき、様々な経験ができ、とても勉強になり、将来のことについてより深く、リアルに考えることができるようになりました。本当にこのインターンシップに参加できてよかったと思います。

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映画『少林少女』に参加して

木場真理子

映画『少林少女』 概要

プロデューサー:亀山千広 チャウ・シンチー 映画『少林少女』に参加して
監督:本広克行
出演:柴咲コウ、仲村トオル、江口洋介 他
配給:東宝 (2008年春公開予定)

私は今回、映画スタッフ育成事業にインターンシップで参加し、4月16日~6月3日の約一ヵ月半、映画少林少女の製作現場で映画が作られる現場を勉強してきました。
制作部に制作進行見習いとして入り、制作の仕事をさせていただきました。

制作はロケハンや、食事、宿の手配などをするところです。その他、現場では、映画が円滑に作られるよう常に目を見張り、困ったことがあれば、それを迅速に対処していきます。細かい気配りと、全体を把握出来る広い視野が要求される仕事です。

ロケが始まるまでのはじめの一週間は、東宝スタジオのスタッフルームでお手伝いをしました。東宝スタジオでやっていたことは、行ってまずお茶を作り、コーヒーを入れ、その後はやることを聞いて、コピーをとって閉じたり、FAXを送ったりしていました。また会議があれば、お菓子や机などのセッティングをしていました。ロケに出発する直前は、ほとんど、倉庫にある備品を整理して制作トラックに詰め込む作業をしていました。ロケに入り、撮影が始まってからも仕事内容はほとんど同じでしたが、人止めや音止めなどの仕事が加わりました。一般の方に接するということで、初めは中々対処出来ず、あまり協力して貰えませんでした。それがしだいに協力してもらえるようになり、何とか色々な人に対処出来るようになったときはとてもうれしかったです。しかしお茶配りは最後までタイミングがうまく掴めず、苦労しました。

与えられる仕事はどれも簡単な作業なのですが、どれも初めはうまく出来ずにてこずってしまい、普段からやっていないと出来ないということを痛感しました。そして量の多さに、悪戦苦闘していました。想像していたよりも体力的にも精神的にもつらく、正直、自分は裏方の裏方の奴隷みたいな仕事しているようで、つらくて帰りたいという思いとの、ギリギリの所でやっていたというのが本音です。しかしずっとやっていくうちに、じつはすごく重要で魅力的な仕事であることも分かりました。一生懸命やっていなかったら、そういうことにも気付かなかったかも知れないと思い、続けていて良かったと思いました。

良い映画を作るという一つの目的に向かってなされるそれぞれのプロの仕事、それらが結集されて作られる現場は、すごいパワーで満ちていました。スタッフさんの一人が、「映画は手作りだから、みんなで知恵を出し合って作る。」とおっしゃっていて、チームワークをとても大切にしていました。そして皆本当にビックリするほどよく動きます。人が動いて映画が出来るということを実感しました。私もいつか良い映画を作る人力の一端を担えたら良いと思いました。

スタッフの方と一緒に食事の準備

この様な貴重な経験をさせて頂き、お世話になった皆様には、心より感謝しています。

ありがとうございました。

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インターンシップレポート <新・京都迷宮案内5(一話・二話)>

白川 遥圭

私は映画が好きで、将来映像の仕事に就きたいと思っていました。

しかしその中で何がやりたいことなのかが分からず、将来就きたい部署を明確にしたい反面、映像界の仕事が今回の研修で自分に向いてないと分かるか、自分の気持ちをはっきりさせる為に、インターンシップで東映京都撮影所製作部に配属させて頂きました。

最初の二週間は初日から特別にロケハンに参加させて頂きました。ロケハン以外の時間は脚本をロケ地ごとに分ける作業をし、それ以外は前回の山下組の京都迷宮案内を見て少しでも現場の雰囲気を掴もうとしました。

撮影が始まるとそれまでの空気とは変わり、時間の流れがとても速くなったように感じました。ロケ撮影からセット撮影まで、夢に見ていた現場がそこにはありました。

プロの大人が各部、一生懸命に一つのドラマを作るために動いている姿を見、笑うことの楽しさではなく、気持ちが弾むような楽しさがそこにはありました。その中に早く打ち解けたいと自分なりに動いてはみたものの、全力で動くことができたかと言えば、まだまだ力が有り余るような心残りがあります。怒られて逃げ出したくなるようなところまで、現場にぶつかってみればよかったと反省しています。

監督と(左側が白川さん)

今回山下組に参加させて頂き、得たものはたくさんありました。その中のひとつに『行間を読め』というのがあります。それは以前どこかで聞いて知識として知ってはいても本当の意味はまったく知らなかったと気づかされました。脚本の文字ではなくその奥にあるもの、さらに奥にあるものを見ることが演出やドラマ・映画を作るうえで絶対的に必要なものだと勉強になりました。

また、どの部所も一つでも欠くと作品は完成しないのだと感じました。たくさんの人、様々な技術・力が集まり出来上がるドラマ・映画の面白さに改めてプロの現場を見て感じることができました。

スタッフのみなさんと

インターンシップで山下組に参加させていただき、自分のやりたいことは結果的には見えませんでしたが、映像を作る仕事に就くことは自分の中で明確になったので、これから勉強して、今回出逢った山下監督を始めスタッフ・役者の方々と仕事を通して再び出会えるように精進します。

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味わったことのない泣くほど嬉しいこと
上田 実弥

今回私がお世話になったのは東北新社クリエイツという制作会社さんです。ここで英勉監督、「チチ、カエル」(フジテレビ系列)という作品の演出部としてお手伝いしてきました。
この作品は、今一押しの山本裕典さんと池田鉄洋さん主演の深夜ドラマでした。内容は笑いあり感動ありのとてもテンポのいいものです。

わたしは撮影に入る前の美術部さんとの打ち合わせ、「美術打ち合わせ」から参加させていただきました。この打ち合わせは、監督・助監督・プロデューサー・美術部・撮影部が参加します。まず、監督が自分の中の作品に対するイメージを事細かに美術部さんに伝えるとことから始まります。聞いたイメージをもとにどこまでなら予算内で、どの小道具を使って出来る、厳しい、うちがこの機材を出すなど、ドラマの現場にあるもの全てにおいて話し合い、完全に決めていきました。また、カメラのアングルについても大方この打ち合わせで決めました。話し合う中で、お互いがお互いを支えあって一つの作品が出来上がるのだと実感しました。終盤になるとスタッフの中に共通のイメージが出来上がっているのを感じ凄く興奮しました。

小道具の回覧板


演出部としてやらせていただいたお仕事は打ち合わせで決まった小道具<免許証・回覧板・メモの三点>のイメージ案の作成でした。案は出来上がったら美術部さんに回して、形にしてもらいます。回覧板・メモに関しては下書きとサイズなどの決定、免許証になると完璧に本物の免許証に似せるため、住所、生年月日や更新した記録と細部に至るまでやらせていただきました。このとき助監督さんに、「面白く作って役者さんに拾ってもらえたら最高に嬉しくて達成感を味わえるよ」と教えていただき、自分なりに拾ってもらえそうなところを考えながら試行錯誤しました。案が完成するまでに助監督さんに何度も何度も直しをしてもらい、美術部さんには期限まで延ばしてもらってやりました。

セットで英勉監督と


いざ撮影に入ると本当にあっという間に終わってしまいました。撮影初日は、初めての現場だったので、様々なスタッフさんの邪魔だけにはならいよう心がけるのが精一杯でした。しかし日数をこなしていくうちに自ら率先して声を出して手伝いに行けば仕事はあるということに気がつき、「演出部」の枠にとらわれずに色々な仕事をしました。カメラのコードをさばいたり、照明さんのお手伝いをしたり、タレントさんへのちょっとした気配り・お茶だしやお弁当配布・ゴミの始末などなど。どれもこれも初めての体験だったので、楽しい半分要領の悪さが出てしまい、凹んだりしました。が、積極的にお手伝いすることで、知らなかった専門用語を教えていただけて、得るもののほうが断然多くてやる気が沸いてきました。そんなやる気になっていたときに役者さんがわたしの作った免許証に触れながらお芝居しているのを観て、助監督さんの言っていた通り、達成感と感動が沸き、泣きそうになりました。これが楽しみなのだ!と実感した瞬間でもありました。

撮影で使われたカレー


最後になりましたが、こんな楽しいし経験や勉強になる場を提供していただきました東北新社クリエイツさん、何も出来ないわたしを受け入れて下さった監督をはじめ多くのスッタッフの方々に心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

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